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実質年利(APY)の計算

名目の年利と複利の回数を入力すると、1年間で実際にいくら増えるか(実質年利、APY)がわかります。複利の回数ごとの違いも一覧で比べられます。

%
JPY
実質年利(APY)3.04%
実質年利(APY)3.04%
1年後の利息
¥30,416
1年後の残高
¥1,030,416
複利の回数実質年利1年後の利息
年1回3%¥30,000
年2回3.02%¥30,225
年4回3.03%¥30,339
毎月3.04%¥30,416
毎日3.05%¥30,453

使い方

  1. 商品に表示された名目年利を入力します。
  2. 利息が元本に組み入れられる複利の回数を選びます。
  3. 預入額を入力します。
  4. 実質年利(APY)、1年後の利息、複利の回数ごとの比較表を確認します。

実質年利(APY)とは

預金や運用商品の年利は、名目の利率で表示されることがあります。利息が年に何回も元本に組み入れられると、1年間で実際に増える割合は、名目の年利より少し高くなります。この、複利の効果を含めた実際の年利が、実質年利(APY、実効年利)です。

APY = (1 + 名目年利 ÷ 複利の回数)^複利の回数 − 1
  • 名目年利 = 表示されている年利(小数。3%なら0.03)
  • 複利の回数 = 1年に利息を元本に組み入れる回数(毎月なら12)
  • 1年後の利息 = 預入額 × APY

商品を比べるときは、名目の年利だけでなく、複利の回数をそろえるか、実質年利を比べると、正確に判断できます。

例:名目年利3%を100万円に

名目年利3%、預入額100万円で、複利の回数を変えて比べます。年1回なら実質年利3.00%、利息は30,000円です。年2回なら3.02%で30,225円、年4回なら3.03%で30,339円です。毎月複利だと実質年利は3.04%、利息は30,416円になり、毎日複利なら3.05%で30,453円になります。

複利の回数を増やしても、差はわずかです。年利が高い場合は、差がもう少し開きます。名目年利10%、毎月複利なら、実質年利は10.47%、100万円の1年後の利息は104,713円です。

結果の使い方

2つの商品の名目年利が同じなら、複利の回数が多いほうが有利です。ただし、その差は小さいため、手数料や最低預入額、解約の条件、預金保護の範囲などもあわせて比べてください。

複数年にわたる増え方は、複利計算で調べられます。利息が元本に組み入れられない単利の場合は、単利計算を使ってください。

注意したい点

  • 名目年利と実質年利を取り違えない。広告の数字は、どちらなのかを確認する。
  • 日本の預金では、通常は利息に税金がかかる。受取額は表示より少なくなる。
  • 複利の回数は、商品ごとに決まっている。変更はできない。
  • 変動金利の商品では、将来の金利が変わる。APYも変わる。
  • 実質年利が高い商品でも、元本が保証されるとは限らない。

計算の前提と限界

年利が1年間変わらず、利息が決まった間隔で元本に組み入れられるという前提です。税金、手数料、為替、中途解約の影響は含みません。

日本の円預金では、利息の計算方法が商品ごとに異なります。金融機関の説明書で、利率の定義(単利か複利か)を確認してください。

よくある質問

実質年利(APY)とは何ですか?

複利の効果を含めた、1年間に実際に増える割合です。名目年利と複利の回数から計算します。

名目年利3%を毎月複利にすると、実質年利はいくらですか?

約3.04%です。100万円なら1年後の利息は約30,416円です。

複利の回数が多いと、どのくらい有利ですか?

差はわずかです。年利3%なら、年1回と毎日で、実質年利の差は約0.05ポイントです。

実質年利と実質年率は同じですか?

似ていますが、通常、実質年利は預金の増え方を、実質年率は借入の総コストを表します。

実質年利の計算に、税金は含まれますか?

含まれません。預金の利息には通常、税金がかかり、受取額は少なくなります。

出典・参考情報

最終確認日 2026年10月10日 · 計算方法