使い方
- カード残高と、カードの実質年率を入力します。
- 最低返済額に、毎月払う割合(残高に対する%)を入力します。
- 最低返済額の下限に、残高が少なくなっても払う最低額を入力します。
- 完済までの期間、利息の合計、最初の最低返済額を確認します。
最低返済額だけを払うと何が起きるか
リボ払いの残高スライド方式では、毎月の返済額が残高に応じて決まり、残高が減るほど返済額も減ります。このため、返済額が少なくなり、完済までが長くなりやすい特徴があります。
毎月の返済額 = max(下限額, 残高 × 割合 ÷ 100)、新しい残高 = 残高 + 残高 × 月利 − 返済額- 残高 = その月の利息を加えた後のカードの残高
- 割合 = 最低返済の割合(例:5%)
- 下限額 = 残高が小さくなったときに払う最低額
- 月利 = カードの実質年率 ÷ 12 ÷ 100
このツールは、毎月、残高に利息を加えたあと、残高に所定の割合をかけた額と下限額のうち大きいほうを払うものとして計算します。残高が下限額より小さくなったら、全額を返して完済です。
例:50万円を実質年率15%、残高の5%・下限1万円で返す
最初の最低返済額は25,313円で、完済までは47か月、利息の総額は約13万円です。最初の返済額のまま、毎月払い続けると、24か月で完済でき、利息は約7万9,000円で済みます。
返済の割合を3%、下限を5,000円にすると、完済は105か月(8年9か月)、利息は約28万3,000円になります。割合を10%にすると、完済は29か月、利息は約6万4,000円に減ります。返済割合が小さいほど、完済が遅れ、利息が増えます。
結果の使い方
最低返済額は、毎月の負担を軽くしますが、完済までが長く、利息が増えます。最初の返済額を固定して払い続けるほうが、残高が減っても返済額が下がらず、早く完済できます。
具体的な完済計画は、クレジットカード返済シミュレーションや、残高移行の計算、複数の借入をまとめるおまとめローンシミュレーションで比べてみてください。
リボ払いの負担を減らすには
- 毎月の返済額を、最低額より多く設定する、または固定する。
- ボーナスなどでまとめて返済して、残高を減らす。
- 利用しているリボ払いの手数料率(実質年率)を、明細や契約で確認する。
- 新しい買い物にリボ払いを使わない。
- 返済が苦しいときは、延滞する前にカード会社や公的な相談窓口に相談する。
計算の前提と限界
実質年率は一定で、新しい利用はないと仮定します。カード会社によって、返済額の決め方(定額方式、残高スライド方式など)や、手数料の計算の日割りが異なります。このツールは、毎月の利息を月利で計算する簡易的なものです。
最低返済額が利息に満たない場合は、残高が減らず、完済できないため、警告が出ます。正確な金額は、カード会社の明細で確認してください。
よくある質問
リボ払いの最低返済額だけを払い続けると、どうなりますか?
毎月の負担は軽くなりますが、完済までが長引き、利息の総額が増えます。残高が減ると返済額も減るためです。
リボ払いの手数料は、どのように決まりますか?
カード会社が定める実質年率に基づき、残高に応じて計算されます。契約や明細で、率と計算方法を確認してください。
完済を早めるには、どうすればよいですか?
毎月の返済額を増やす、または固定します。ボーナスなどで繰上返済をすることも効果があります。
定額方式と残高スライド方式は、どちらが早く完済できますか?
同じ初回の金額なら、返済額が固定される定額方式のほうが、完済が早くなる傾向があります。